こんにちは、フジカヲルです。
前回ルナが家に来た日のお話を書きました。
今回はその続き、保護2日目のお話です。
はじめてのご飯
我が家に来て数十時間、ルナは最初にケージに入った場所から全く動かず鳴きもせず。
時折目隠し布をかいくぐってケージ越しに匂いを嗅いでくるキャベツにシャーと威嚇したり猫パンチを食らわせたりするわけでもなく。
ただただじっとしている、まるで地蔵。
もちろんご飯も食べないし水も飲まないしトイレもしない。
環境変わったし仕方ないよな、獣医さんも2~3日はご飯食べないと思うって言ってたもんな、なんて仕事中のオットとLINEのやり取りをしているとケージの中から小さくポリ……ポリ……と音が。
そっと覗いてみると
フード食べてるー!!!
順応性すごー!!!
薬はそのままフードに混ぜても食べてくれないから、無理やり口を開けてぽいっと入れるスタイルで何とか飲ませることに成功。
可哀想だけどこのまま風邪が長引く方が可哀想だと心を鬼にして。
更には放っておくとカチカチに固まる鼻水もお湯で濡らしたガーゼでこまめに拭き取って。
ルナにとって嫌な事ばっかりしてるから噛まれたり引っかかれたりされても仕方ないなと心の準備はしていたけど、風邪でしんどいからなのか全く危害を加えてこない。
小さく「ギニャァァ……」って鳴くだけ。
ルナ、めちゃくちゃダミ声。
ワンたちと顔合わせ
さすがにこの日もキャベツの鳴き声で寝れないのは勘弁して欲しいと思い、一度顔合わせをしてみることにしました。
ほんとは時間をかけて徐々に慣らしていくのがいいのはわかってるんですけど……さすがに寝れないのは辛い……。
ルナをケージから出して膝の上に乗せて、みんなとご挨拶。
まぁ……予想通りと言いましょうか。
もんちゃん以外の全員から匂い嗅がれまくりの大人気。
ナナとハチはすぐに飽きて「また新入りが来たのか……」といった表情で解散。
しつこいのがとうふとキャベツ。
さすがにルナもわたしの膝の上から逃走して高いところ(というか捨てようと思って部屋の隅に積んでいた布団の上)に逃げ込み、2度シャーと威嚇。
しかし数十分後、目を疑う光景が。
このままキャベツの横ですやすやと眠りにつくルナ。
キャベツはルナの寝顔を見ながら自分も眠りの体勢へ。
キャベツが夜中キュンキュン鳴いてたのは一緒に寝たかったのかな?
お世話したかったのかな?
避妊手術してても母性は出るのかな……初対面の種族違いで?
これだけ長い期間一緒に暮らしててもわからないことだらけです。
トイレトレーニング
お昼寝してからしばらくするとルナがワンたちのトイレシートの方へフラフラ向かっていきました。
もしやトイレかと思い、急いで抱っこして猫トイレへIN!!
少し驚いた様子でしたが、猫砂の臭いを嗅いで掘り掘りして……
トイレ大成功!!!
えっ……もしかしてうちの子天才では……???(早速の親バカ)
この日以降トイレ成功率100%を誇っております。
トイレ本体を数回変えていますが、それでも失敗することなく。
猫のトイレは失敗すると結構スゴい臭いがすると色んなサイトや漫画で読んでいたので、コレだけはちゃんとしようと思っていました。
やっぱうちの子天才なのかな……(親バカパート2)
ちなみにワンたちは前足はトイレに入っているのに後ろ足がはみ出てるせいでトイレ失敗している事例が多々見受けられます。
そろそろ自分たちの身体がちょっと長いの理解して……。
オットが帰ってきてから
オットが仕事から帰宅後、いつものようにもんちゃんはオットの膝の上に。
めちゃくちゃ寒がりなので夏でも冬でもオットの体温で暖を取るワンコです。
そして同じようにオットの膝の上に行くルナ。
何でやねん。
もんちゃんの背骨めがけてごっつんごっつん頭突きしてるし。
背骨をピンポイントはやめてあげて……。
もんちゃんはもんちゃんで怖がりだから絶対ルナとは目は合わせない徹底っぷり。
個性が爆発しておる。
この後もんちゃんはわたしの膝の上に、代わりにオットの膝の上にはナナが。
そしてその上にルナ。
溶け込む力が素晴らしい。
是非ともオカンにも分けてもらいたい(猛烈人見知り)。
本当は寝る時にケージに入ってもらおうかと思っていたけれど、オットが「喧嘩もしてないしそのままでええんちゃう?」と言うのでフリーにしていざ入眠。
夜中に目を覚ますと、やっぱりキャベツの近くですやすや眠りこけていました。
仲がよろしいことで……ちょっと寂しいけど……。
2日目はこんな感じでカヲル1人バタバタと過ごしました。
この日以降カヲルとオット、どちらかが家に居る時は基本フリーで過ごしています。
お留守番の時はコード噛んだりすると怖いのでケージに入ってもらっているのですが。
引っ越ししたら1部屋をワンニャン用にしてフリーにさせてあげたいなあと思っております。
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